主のみこころ 人の思い 2
ダビデは心のうちに言った、「わたしは、いつかはサウルの手にかかって滅ぼされるであろう。早くペリシテびとの地へのがれるほかはない。そうすればサウルはこの上イスラエルの地にわたしをくまなく捜すことはやめ、わたしは彼の手からのがれることができるであろう」。 (サムエル記上 27:1 )
主君のサウル王にその実力を妬まれたダビデは
その主君に命を狙われるようになった。
はじめのうちは
サウルの懐にあっても
常に主のみこころを聞き、主と共にあり大胆に何度もの命の危機をくぐり抜けてきたダビデが
軍略家としては
実に大胆なうまい戦略だったかもしれない
サウル王への恐れも大きかったことだろう
しかし敵とともにある、それは主のみこころだったのだろうか?
結果
敵であるペリシテ人の王の疑いをそらすために
他国を攻撃しては「イスラエルを攻撃した」と偽り戦利品を持ち帰らざるを得なかった
証拠を残さないように根絶やしにして。。。
偽りに偽りを重ねていかざるを得なくなる
自分の命を救おうと思う者はそれを失い、わたしのために自分の命を失う者は、それを見いだすであろう。 (マタイによる福音書 16:25 )
人は考える
生活のため
安定のため
将来のため
子供のため
平安のため
そして
幸せのため
あれこれ思い巡らし
計算し
しかし
そのような人の思いは、
主が共におられないなら虚しい思いである
一時的にうまく行ったように見えても
最終的には真の幸せに至ることはない